なんてことない記録

ゲームとかの感想置き場になる予定

古書店街の橋姫はじめました

2024年、何か新しいことを始めたいなと思い、年末にPCを新調したこともあってPCゲームを始めてみることに。

古書店街の橋姫』を選んだのは、以前から何度かSNSでタイトルを見かけたことがあったのと、ちょうどセールをしているのをたまたま知ったためです。

普段からあまりゲームをやらないし、BLゲームはまったく初めてだったからなじめるか心配はあったけど、半額なら最悪積んでもいいかなという気楽な気持ちで購入できたのは大きいかな。

せっかくなので、感想なんかも残していきたいなと考え、ブログも始めてみた次第です。ゲームもブログも細々と続けていけたらいいなと思っているところ。

 

以下、感想(一応、ネタバレも含む)です。

 

 

水上ルートというかゲームをはじめてみての所感

主人公が玉森で、水上と川瀬という男が出てくるというのと、あらすじしか読んでいないほぼまっさらな状態で始めたのだけど、とにかくまず玉森くんの性格というか言動に慣れるのに時間がかかりましたね。

「何でそんなことする/言うの?!」「何で○○しないの?!」みたいに思うことの連続で。それでも、玉森くんが追い詰められて焦燥していく様子には胸が苦しくなるし、今度こそはと願ってもはや応援してしまうくらいには玉森くんのこと好きになりました。なんか目を離せない存在みたいな?

いまは水上ルートを終えたばかりだから、水上と末永くお幸せにね……!という気持ちでいっぱいです。

 

フルボイスありがたいなとたっぷり堪能させてもらいました。字幕を見ながらだとキャストの皆さんの細かい演技がよくわかってとてもよかったです。

印象に残っているのは玉森くんの同じ落ち着いたトーンでも、穏やかな声と”無”を感じる声がはっきりとわかるところとかかな。玉森くんの話し方や声は全体的になんだか癖になる感じでなかなか好きです。

 

それから、玉森くん関連だと他には、自分自身の孤独に気づいて涙を流すスチルにものすごくグッときましたね。単純に玉森くんの顔が好きというのもあるけど。

 

 

水上について

事前情報を入れてないから誰が自殺するのかも知らなかったのだけど、水上を見た瞬間にあぁ、あなたですね?と何となく察したという……

玉森くんのことはなんでも笑って受け入れてしまいそうだけど、譲れないことは頑として折れないんだろうなというのが第一印象。ルートを終えてみてもその印象からはほぼ変わってないかな。

ただ、玉森くんの気を引くために帝大生のフリまでしていたのにはびっくり。正直、いやそこまでする??と思ったけど、幼少期からでもなく前世からでもさらに遥か遠い昔からの愛だと言われてしまってはぐうの音も出ませんわ。

 

基本は玉森くん目線で見ていたので、「お前の空想には、飽き飽きしている」「俺もお前の物語はクソだと思っていた」とか言われたのはさすがに堪えたよね。普段「クソ」とか言わない人の言葉はすごく重いから。

何も信じられなかったので、本当にそう思ってるのかもしれないと正直疑う気持ちもありました。水上、ごめんね。

玉森くんの手を頬にあてて微笑むスチルが好きです。

 

 

川瀬について

たぶん私は川瀬が一番好きですね。川瀬、途中からすっかり存在感がなくなってたけど、川瀬ルートに期待してもいいですかね?

なんだかんだ言ってるけど玉森くんの好きなんでしょと生暖かい気持ちで見守ってました。花澤に玉森くんと水上のことどんな風に話してたのかはぜひ教えてほしいです。

あと、玉森くんとは一緒に死体埋めならぬ一緒に死体遺棄なのには動揺が隠せません。ひとりで処理できたのに玉森くん誘ったとかなに……

この辺は川瀬ルートやってからまた改めて考えたいと思います。

 

 

花澤について

玉森くんと地下室に行った頃は言葉は少ないけれど愛が重そうなタイプだなとか思ってました。

軍人かつ時代設定的に仕方ないのかもしれないけれど、目指す方向が今のところ受け入れ難いなと感じてしまったのでしばらく様子見します。

 


博士について

第一印象で、相手の話を聞かず自分の理想を押し付ける傾向にあるタイプではと感じて苦手意識がずっとあったのだけど、例の兵器のくだりで苦手意識どころかいっきに嫌悪感まで到達してしまった。

この先、私の中での評価が覆される機会はあるのか、かなり心配です。

 


カオルについて

予想以上に良い子そうでまだ戸惑っているところです。詳細もまだよくわからないしね。

とりあえず、子どもにはつらい思いをせず幸せになってほしいものです。

 


その他

正直、みんなが水上は自殺だというからむしろ他殺なのでは?とほんの最初の頃は疑ってかかってました。玉森くんも自殺じゃないっていうからそれを解決してくのかな?みたいな、お恥ずかしながらちょっとジャンル勘違いをしていたわけです。

それはさておいても、なんで?どうして?と先が気になってやめどきがわからないくらいストーリーには引き込まれてしまい、おかげでどれだけ睡眠時間を削ったことか……

頭の中で整理するよりも先の展開を知ることを優先してしまったので、たぶん見落としが結構ある気はしてる。

わからないことが多すぎて終始疑心暗鬼になっていたけど、カフェの女給と治司くん同じ声だなとか、奥さん明らかに男だよなとか、店主って歳取った玉森くんかなとか、しっかり予想できる点もあって、そのあたりが後からちゃんと説明がなされているのは気持ち良さを感じられたかも。

改めてもう一周するともっと見えてくるものがあるだろうなと思いつつ、いまは別ルートを進める方に専念したいと思います。

 

 

ひとまず、ここまで。

一気にクリアするくらいの時間が確保できたらいいのに……